相続登記にかかる費用を簡単解説

相続登記を自分で行うことも可能ですが、司法書士事務所に依頼すると間違いがなく便利です。面倒だからと相続登記を放置しておくと、様々なリスクが発生します。ただし自分で行う場合でも、添付書類の取得に費用が発生します。戸籍謄本の取得なら市町村の役場に行き、1通450円が必要です。

さらに相続登記には登録免許税という費用が発生します。これは登記の申請時に国に納める税金です。土地家屋の固定資産税評価額に税率1000分の4と定められています。固定資産税評価額が5000万円の土地であれば20万円という計算です。

市町村の役場や法務局は平日営業が基本なので、土日にしか休めない勤め人は司法書士に任せた方が早いです。司法書士は相続登記のプロなので、書類の書き間違いや再提出というリスクもありません。司法書士事務所が決めている報酬額は現在自由化されています。そのため相続登記の費用を司法書士が自由に設定することができます。

しかし破格な料金を請求されることはなく、一般的な報酬額としては7万円から10万円前後です。内訳は司法書士への報酬と必要経費の実費となっています。報酬規程表が定められているので、依頼前に司法書士に費用を聞いてみるのが得策です。正式な依頼前に詳しい見積書の作成を頼めば安心です。

費用の支払いが心配な場合は、遠慮なく司法書士事務所に相談することができます。来社面談による相談は電話予約をした方が確実です。